Mold-HIRO1周年パーティーを訪問!

千葉県の勝田台にある「Mold-HIRO」は、モルドバワインと食事が楽しめるショップ&レストラン。さる11月1日に開店1周年を記念したパーティーが催されたので、お邪魔してきました。

*Mold-HIROは閉店しました。記録としてお読みください。

目次

モルドバ大使の挨拶で乾杯!

1周年パーティーには、Mold-HIROの常連さんを始めとして、たくさんの人が来店。奥のテーブルには、モルドバ大使館関係者の皆さまもいらっしゃいました。会に先立って、モルドバ大使ヴァシレ・ブマコフ閣下から乾杯の挨拶がありました。
モルドバ大使は、英語でスピーチ。
「モルドバから日本人に合ったワインを選んでいる素晴らしいレストランです。おめでとうございます」と挨拶し、最後に日本語で“ありがとうございます”とにっこり。
乾杯はモルドバ流に「Noroc!」の掛け声。周りにいる方たちと乾杯させてもらいました。
▲左から、モルドバ大使夫人、オーナーの廣仲政勝さん、マネージャーのティナ(クリスティーナ)さん、モルドバ大使
大使からは、モルドバのミニ絨毯、バッグ、ワイン徳利、書籍がプレゼントされていました。モルドバ大使館からは、他に5人ほど出席者があり、本国の方からも愛されているお店なのがわかりました。

乾杯のスパークリングワインがこちら。軽い酸味とフルーティーで豊かな甘みのあるスパークリングで、女性に好評の味わい。この日は、これから輸入を検討されるワインもお試しで出されていました。

色鮮やかなモルドバ料理が続々!

席に着くと各テーブルにモルドバ料理が並べてありました。どれもスパークリングワインや白ワインに合うさっぱりとした料理。少し酸味のきいた味付けと彩り豊かな色合いが食欲をそそります。モルドバはオーガニックで育てられた野菜がおいしい国だけあって、ヘルシーな前菜料理がたくさん。お腹が重たくならず、ワインがいただけるのがいいですね。野菜は、八千代の農家さんから届くそう。

「きゅうりとトマトのサラダ」。上にはモルドバ産の山羊のチーズがかけられています。チーズにも酸味があってさっぱり!
「ビーツとジャガイモのサラダ」。塩気とグリーンピースの味がアクセントになってました。
トマトとナスのピンチョス。トマトを、平たくスライスしたナスで巻かれた料理。皿にはハムも添えられていました。
同じテーブルの皆さんとお話しすると、女性参加者からは、「モルドバワインを知ってから、モルドバ一辺倒になっちゃった!」という声も。モルドバワインは、素直なおいしさがあって、親しみやすく気軽に食事に合わせやすいとハマる人が多いようです。

肉料理には自慢の赤ワインを合わせて

マネージャーのティナさんは、この日、鮮やかなブルーのモルドバ民族衣装で登場。すらりと背の高いティナさんにとてもお似合いです。
「プラチンタ(キャベツのパイ包み焼き)」。サクサクしたパイの風味が赤ワインにぴったり!
ティナさんのお母さん特製のレシピの「チキンのオーブン焼き」。チーズがとろり!
赤ワインは、マルベック(右)とピノ・ノワール(左)の2種類が出されました。特にピノ・ノワールは香りが豊かできめ細かなタンニンも感じられ、とても上質な味わいでした。

伝統のデザートと甘口ワインがマッチ

最後に出てきたのが、伝統デザートの「Guguta(ググツァ)」。いちごジャム入りのクレープにヨーグルトソースがかかった冷たいデザートでした。
合わせていただくのは、モルドバの甘口ワイン。黄金色に輝く、蜂蜜の豊かな香りのワインをググツァに合わせると、デザートの酸味と甘みが引き立って、ベストマッチ。お腹いっぱいになり、とても満足でした。

テーブルでご一緒した方の中には、モルドバに何度も旅行に行ったことのある方、短期滞在したことのある方、ルーマニアに住んだことがあってお隣のモルドバにもよくいかれたことがあった方など、モルドバファンもたくさん。

旅行に行くなら、10月1〜2週に首都キシナウで開催される「ワインフェスティバル」に行くのがおすすめだとか。みんな一緒になって飲んで騒いでとても楽しいそう。アジア人は珍しいので、オーナーの廣仲さんはテレビ局に取材されたとおっしゃってました。

また、モルドバは貧しい国というイメージが一部でありますが、全然そんなことはないそう。確かに物価は安いけれど、食事も今日食べたような彩り豊かな料理が食べられます。畜産も盛んで、豚肉や牛肉、ラムの串焼きもおいしいと教えてもらいました。

なんでもない時に女性に花を贈る習慣もあって、恋人や妻以外の久しぶりに会った女性に花束を渡すことも珍しくないとか。そのため、街の花屋さんには花束がたくさん積んである(!)そう。貧しいどころか、食生活も心も豊かな人がたくさんいそうですね。帰りにいただいておいしかったワインを購入。「ティンブルス」のヴィオリカという地元品種のワイン(1本3000円)で、マスカットのような豊かな香りと甘みのある味わいでした。Mold-HIROのショップで購入できるワインは、1本1500〜4000円がほとんど。レストランでボトルをいただいても+1000円で飲めるので、とてもお得です。

秋の午後のひとときに、モルドバ気分にひたれた楽しい時間でした。また、伺いたいと思います!

訪問したのは…
Mold-HIROモルドヒロ(閉店しています)
千葉県八千代市勝田台1-27-25
047-779-3436
11:00~15:00、18:00~23:00 c
月火定休 *水曜「しんふな ビアガーデン&モルドバワインナイト」参加の場合は休み
HP:https://hiro-emplus.com/
Facebook:https://www.facebook.com/Mold-HIRO-285074455479642/
Instagram:@moldhiro

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この記事を書いた人

編集長のアバター 編集長 ライター/ワインエキスパート

東京に暮らす40代のライター/ワインエキスパート。
雑誌や書籍、Webメディアを中心に執筆中です。さまざまなジャンルの記事を執筆していますが、食にまつわる仕事が多く、ワインの連載や記事執筆、広告制作も行っています。東京ワインショップガイドは2017年から運営をスタートしました。

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